2005年 09月 07日
違いは温度か |
昨日見た映画というのが、アイスランド映画の ”春にして君を想う
Children of Nature”。なんとも不思議な魅力に溢れた作品だった。
話はかなり深いテーマを中心に置きつつ進む。居場所のなくなった幼なじみの老人男女二人(ゲイリとステラ)が、老人ホームから脱走し、今は荒廃してしまった故郷を目指し、旅をするというもの。んじゃー、けっこう暗い話なんじゃないの~?と思うかもしれないけれど、まさに!その通りで・・しかし、しかし、ところどころに、くすりと思わず笑ってしまうような場面もあり。そういうところに私はすごく惹かれた。
たとえば、逃亡前に、ゲイリがステラに運動靴を買ってあげる場面があった。その後、二人は逃亡するんだけれど、逃亡途中、ラジオから行方不明の二人の情報提供を求めるニュースが流れた。その際、二人の容姿特徴などが読み上げられたのだけれど、服装だけの大雑把な特徴にゲイリがボソッと、「運動靴を忘れてる」というところなんて、最高におかしい。あと、歩くときはヨボヨボの爺さんなのに、車で警察から猛スピードで逃げる場面なんて、なんだか無性におかしくて、かなり笑ってしまった。実は、全然おかしくない場面かもしんないけど。
物語自体は、もの悲しく、寂しさと懐かしさと入り混じった気持ちにさせられるものだけれど、バックグラウンドに映る、アイスランドの風景はため息が出るほど美しかった。
老人を主人公にした話は、ちょっと寂しくてもいい作品が多いように思う。「ストレイト・ストーリー」、「八月の鯨」、「ドライビング・ミス・デイジー」、「キッチン・ストーリー」etc.. ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」・・・・は、元気な老人たちの話か。やはり暑い国の老人達は、アツイのか!?
Children of Nature”。なんとも不思議な魅力に溢れた作品だった。
話はかなり深いテーマを中心に置きつつ進む。居場所のなくなった幼なじみの老人男女二人(ゲイリとステラ)が、老人ホームから脱走し、今は荒廃してしまった故郷を目指し、旅をするというもの。んじゃー、けっこう暗い話なんじゃないの~?と思うかもしれないけれど、まさに!その通りで・・しかし、しかし、ところどころに、くすりと思わず笑ってしまうような場面もあり。そういうところに私はすごく惹かれた。
たとえば、逃亡前に、ゲイリがステラに運動靴を買ってあげる場面があった。その後、二人は逃亡するんだけれど、逃亡途中、ラジオから行方不明の二人の情報提供を求めるニュースが流れた。その際、二人の容姿特徴などが読み上げられたのだけれど、服装だけの大雑把な特徴にゲイリがボソッと、「運動靴を忘れてる」というところなんて、最高におかしい。あと、歩くときはヨボヨボの爺さんなのに、車で警察から猛スピードで逃げる場面なんて、なんだか無性におかしくて、かなり笑ってしまった。実は、全然おかしくない場面かもしんないけど。
物語自体は、もの悲しく、寂しさと懐かしさと入り混じった気持ちにさせられるものだけれど、バックグラウンドに映る、アイスランドの風景はため息が出るほど美しかった。
老人を主人公にした話は、ちょっと寂しくてもいい作品が多いように思う。「ストレイト・ストーリー」、「八月の鯨」、「ドライビング・ミス・デイジー」、「キッチン・ストーリー」etc.. ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」・・・・は、元気な老人たちの話か。やはり暑い国の老人達は、アツイのか!?
by tahtijapan
| 2005-09-07 22:58
| 映画