2004年 11月 23日
念願の「う」の引き出し |
清々しい青空の下、私は仙台文学館へ向かった。地下鉄・旭が丘駅でおり、駅前からどーん!と広がる、台原森林公園を抜けて徒歩で20分ほどで到着。公園とは言うけれど、あれはちょっとした森ね。木ばっかりなんだもの!
文学館へは「向田邦子の世界展」を見に参りました。私自身、向田さんの書いたドラマで育ったわけではないけれど、母が向田さんの料理本を持っていたり、私も好きでエッセイ本や「寺内貫太郎一家」をだいぶ前から読んでいたりしたので、なんとなくずっと親しみがあったのです。思えば、刺身を食べた時に、小皿にしょうゆを残さないように、知らず知らずのうちに気をつけているのは、向田さんの本を読んでからかもしれない。
で、今回の展示会は、向田さんの仙台の思い出を交えつつ、その生涯を思い出の品と共に振り返っていくもの。その中には、直筆原稿あり、帽子やカメラなどの愛着の品もあり、たくさんの写真もあり・・・といった風。広くないスペースに、あまり多くはない展示物だったけれども、十分な内容だった。向田さんの交友関係の広さを垣間見られるコーナーがあり、そこには友人たちからの手紙や葉書が展示されていたのだけれど、そこの中に、私の大好きな岸田今日子さんや(私のキョンキョンね)、沢村貞子さん、黒柳さん(この人、喋るように書くのね)からのものが。それぞれに人柄が見えてくるような字と、文面に思わず笑ってしまった。
不慮の事故で突然亡くなってしまった向田さんだけれども、その生き方は筋が通っていて、とても潔いものだと思う。最後に見たのが、向田さんのその事故の記事や、葬儀の様子の写真などを展示した所だったのだけれど、改めて惜しい方を早く亡くしてしまったと、思った。
向田作品をもう一度読み直してみよう。皆さんも、ぜひ足を運んでみてね。文学館の建物もステキです。でも、晴れてる日がいいかも。地下鉄駅から徒歩なら・・。このあと、私はいそいそと本屋へ向かい、向田さんの本を眺めつつ、例のごとくタモさん坂道本探し、でもやはり無く、チェ!と舌打ちをした所にちょうど、友達からタイムリーにもメールが届き、別の本屋で見つけて手に入れた!と聞き、さらに舌打ち・・・
文学館へは「向田邦子の世界展」を見に参りました。私自身、向田さんの書いたドラマで育ったわけではないけれど、母が向田さんの料理本を持っていたり、私も好きでエッセイ本や「寺内貫太郎一家」をだいぶ前から読んでいたりしたので、なんとなくずっと親しみがあったのです。思えば、刺身を食べた時に、小皿にしょうゆを残さないように、知らず知らずのうちに気をつけているのは、向田さんの本を読んでからかもしれない。
で、今回の展示会は、向田さんの仙台の思い出を交えつつ、その生涯を思い出の品と共に振り返っていくもの。その中には、直筆原稿あり、帽子やカメラなどの愛着の品もあり、たくさんの写真もあり・・・といった風。広くないスペースに、あまり多くはない展示物だったけれども、十分な内容だった。向田さんの交友関係の広さを垣間見られるコーナーがあり、そこには友人たちからの手紙や葉書が展示されていたのだけれど、そこの中に、私の大好きな岸田今日子さんや(私のキョンキョンね)、沢村貞子さん、黒柳さん(この人、喋るように書くのね)からのものが。それぞれに人柄が見えてくるような字と、文面に思わず笑ってしまった。
不慮の事故で突然亡くなってしまった向田さんだけれども、その生き方は筋が通っていて、とても潔いものだと思う。最後に見たのが、向田さんのその事故の記事や、葬儀の様子の写真などを展示した所だったのだけれど、改めて惜しい方を早く亡くしてしまったと、思った。
向田作品をもう一度読み直してみよう。皆さんも、ぜひ足を運んでみてね。文学館の建物もステキです。でも、晴れてる日がいいかも。地下鉄駅から徒歩なら・・。このあと、私はいそいそと本屋へ向かい、向田さんの本を眺めつつ、例のごとくタモさん坂道本探し、でもやはり無く、チェ!と舌打ちをした所にちょうど、友達からタイムリーにもメールが届き、別の本屋で見つけて手に入れた!と聞き、さらに舌打ち・・・
by tahtijapan
| 2004-11-23 19:57
| 人